2014/05/24

アルバムどうでしょう?

Skhaotic Bottomを買ってくれた人、ありがとう。
発売されてからかなり時間は経ったけど、改めて聴いてみてどうでしょう?Twitterでのエゴサーチは毎日欠かしませんが、140文字って制約をとっぱらった長文のレビューが読んでみたいです。
先に俺が全曲解説とかしてみようかな。

もちろん完全主観で、他のメンバーのイメージとは食い違ってるかも知れないし、ドラムパートに寄ったものになると思う。勝手に乗せてる想いもあるしね。笑


1.Beginning of the Endless
このインストはいっけがホーンのフレーズを持ってきて、ドラムも大体指示通りに叩いてます。
でも、実は色んな音を重ねてて、聴き込むと面白いかも。
人生で初めて合わせシンバルに挑戦したのが楽しかった!あとスネアを抱えてスナッピーをシャカシャカしたり。
壮大さと軽やかさが両立されてて、イントロに相応しい仕上がりだと思う。

2.It's revolting 
一曲目で作った雰囲気をいきなりブチ壊す感じ。笑
この並びは相当パンチがあって大好きです。スカオティック!
Aメロのハットを8分で刻むのが速くて大変なんだけど、カッチリすればする程かっこ良いと思ってライブでも頑張ってます。
何よりEverything is FUCK O.K.って歌詞ヤバい。

3.Make your choice 
リード曲になるのかな。爽やかで優しい曲。
ドラムは前半思いっきり意識してる人がいて、よく◯◯好きでしょ〜って言われるその人を丸パクリしてます。エセだけどね。MVでもFAMOUS着てるし。笑
サビの大きいノリを出すのが難しくて、今でも研究中。
6連からの白玉ドーンからのサックスのフレーズが王道感あって気持ちいいですね。

4.GET LIFE!!
いっけ大暴れの曲。ベースがイケ散らかしてる曲。
じゃーんがじゃんが、じゃーんがじゃんがにパッッパララー!が最高ハマってると思う。
ベースソロ確かにヤバいけど、結構ビタ目に合わせてるドラムも聞いてね?
俺もめっちゃ頑張ってるよ?
むしろあそこドラムから作りましたから!!!

5.stayin' at home
夏らしい爽やかな曲。
ともやさんの天邪鬼が炸裂してる歌詞が秀逸!海へ行こう!とかでは決してないです。タイトル通りです。
いえーーー!!

6.Just an accident
海賊感あるよ!oiって言って欲しいです。あと、ついにヘイホーレッツゴーに手を出した問題作。笑 みんなで叫ぼう!
イントロ、ゆっくりしたとこから徐々にギアを上げてく感じが出せて良かった。

7.HERO
MC.MOCKがスパークしてます。
ラップの後ろのベースとドラムはかなりちゃんとHIPHOPしてると思う。
スピード感のあるギターロック的な。
ラスサビまえに叩き散らかしてる。手足のコンビネーションで意外とラクなフレーズ。

8.A Place in the Sun 
これねー、去年のFEELFLIPにはできなかった曲です。俺ずっとこういうのやりたくて、やろうよって言ってたんだけど恥ずかしがって出来なかった感じ。大人になりました。
今、ヒールがこれやるのが逆にカオス的なね。笑
録り音の話をするとこの曲だけトリガーかかってません。
ツアーでどんどんグルーヴィーにしてきたいな。フレーズも足すだろうから、音源ではシンプルに。
いつも、ある人物を思い浮かべながら叩いてます。

9.O.K.MAN
前のシングルからのリミックスバージョン。ともやさんといっけさんの歌は再録。新録の曲と並べても違和感なくて良かった。ライブでも主戦力です。

10.Sea of barley
シンガロングしようぜ!
これもサビ前ドラムが暴れる系。
勢いとタメのバランスがすごく取れてる曲。モッシュが見たい!

11.I'm not interested 
ノリノリで踊って欲しい曲。いつものスカダンスとは違うけど、こーいうのもいいでしょ?ラスサビ前の全員のキメがバツっと合うと最高に気持ちいいです。あとコーラスがキツいから、みんな手伝って!

12.NINJA
ダブ?レゲエ?スカ?なんでもいーや!
ルードでルーズな雰囲気から一気に駆け上がる感じ。Wake up!
イケイケギターソロの後、ハットとキックとバリトンがいい感じ。Cメロが泣ける。

13.Such a man
この曲難しい!ラテンっぽいリズムをこんなに打ち出すのも初めてです。結構騙しフレーズと言うか、裏切りフレーズをたくさん盛り込んでます。しかし難しい!

14.The Emperor's New Clothes 
みんなイントロでちゃんと裏切られてくれたかな?笑
俺はこの曲のギターソロが一番好きかも。楽しく踊ろう。

15.Encore?
ライブ来てくれた人は、真意を汲んでくれてるよね?
俺たちはあなた達の本当の声が聞きたいんです。
ライブ終盤でブラスト打つのマジでキツい。笑


以上。
これ、本当は発売してすぐ書き始めた記事なんだけど、行き詰まったり忘れたりツアー始まっちゃったりしちゃったりなんだりでこんなに時間かかっちゃった。
あんまり気にしないで。笑

2014/05/21

Skhaotic Bottom

随分お久しぶりになってしまいました。

前のパソコンがぶっ潰れてから書かなくなって、何年でしょう。
色々ありました。ここに書きたいことも沢山あったんだけど、何分SEX,DRUG,SKAPUNKな生活を送っているもので公にできることって中々ないんですね。haha.
最近はともやのブログモックのブログも動きが活発なので、俺も便乗しようかなと。
実はまだパソコン買ってないんだけど。スマホで文章かったるいね。

前置きが長くなったけど、フルアルバムが出るんですよ。
BRAINS以来だから、3年ぶりとかになるかな。
活動10年目のアルバム。気合いも思い入れも感慨も格別ですね。
For Fighting(ミニアルバム)、touch the monolith(DVD付きシングル)からの流れを汲みつつ、これまでのFEELFLIPとは一線を画す様なアルバムになってます。したつもりなんだけど…どうかな、聴いてみて下さい。

Skhaotic Bottomってタイトルには、俺たちにとってそれはそれは深くて重い意味が込められています。
ちょっと背負い切れるか心配なくらいなんだけど、自信の表れでもあって。
SKHAOTICって造語に関してはフリーペーパーとかのインタビューで語られてるけど、まあ言っちゃえばSKACOREとかSKAPUNKの進化系ってことです。SKA+CHAOTICでスカオティックね。
形容詞になってしまったから、ジャンルとして表すにはSKHAOTIC PUNKとかSKHAOTIC HARDCOREになるのかな。

バンドマンを筆頭に、文化的な背景込みで音楽大好き人間からすると、PUNKとかHARDCOREを名乗ったり背負ったりっていうのはとても勇気がいることで、自分にとってそこはある意味聖域というか、不可触領域というか…いやごめん脱線しました。
まあ大多数の人には結構どうでもいいよね。自分でも考え過ぎて何でもいいじゃんってなっての、もう造語でいいじゃんでもあるんです。

で、実は本当に大事なのはBOTTOMの部分で、これは底とか基盤って意味の単語で。
10年かけて、今までなかった新しいものの基盤を作り上げましたってことです。
でも、俺たちに出来るのはそのボトムを整えることだけであって、聴いて、踊って、楽しんでくれる人達がいないときちんと発展させられない。

俺たち頑張ってやることやったぜ!でもこれを読んでくれてるあなた達がいないとスカオティックパンク(=FEELFLIP)は成り立たないから、一緒に楽しもう!って意思表示です。

こうやって書いてると、オリジナルメンバーみたいだけど、俺やモック、ポンくんは後入りで、10年選手は実はともやといっけの年長組だけ。
ガラッと形が変わった時にポンくんが加入してるから、殆どオリジナルみたいなもんで。
本当にこの3人のことを尊敬しているし、頭の下がる思いでいっぱいです。
モックが加入してからのギアチェンジっぷりは素晴らしくて、だからFor Fighting以降楽曲の雰囲気も全然変わってて。バリトンを活かした曲作りもここにきてようやく板についてきたと言うか。
俺も個人的にFEELFLIPと同い年でバンド活動歴は10年目になるけど、もちろん今が一番楽しいし、もっと楽しくしていけると思う。
そういう意味でも、"ボトムは整った"わけです。反撃の狼煙を上げる時は今なわけです。
みんなでちょっとひと騒ぎしてみない?



※この曲の歌詞とかもすげーいいから、出来ればCD買って、ブックレットを読んでね。
冗長な文章にお付き合い頂きどうもありがとう。
ライブハウスで会いましょう。